05/04の日記
05:39
2本の歯ブラシ
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今俺の家の洗面所には歯ブラシが2本置いてあります。
これは俺が絶世の美女と同棲してる事を意味する物ではありません。
もしそうだったならどんなに素敵な事だろう。
鳥になって空を自由に飛べたなら、それはどんなに素敵な事だろう。
この歯ブラシは友人の物です。
28歳・インドア派男性の物です。
その昔、頻繁に我が城に遊びに来ていたこの男は調子に乗って歯ブラシを置いていきました。
「ここは俺の別荘だ」と言わんばかりに。俺の迷惑を省みず。
確かにかなりの頻度でうちに遊びに来ては泊まって帰っていたのです。
しかし最近ではこの男も忙しくなり、俺の家に遊びに来る機会が減りました。
泊まって帰る事なんて皆無です。
にも関わらず、奴専用の灰皿(ただの空き缶)とその歯ブラシだけが置き去りになっています。
主人はなかなかやって来ません。
寂しそうな歯ブラシ…。
なんで俺が急にこの歯ブラシの存在が気になりだしたかと言うと、そろそろ水周りの掃除を本格的にやりたいと思ったのですよ。時間が空いた時にでも。
細かい部分の掃除には使わなくなった歯ブラシが便利じゃないですか。
そういう事なんですよ。
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