01/31の日記

05:31
黄金の右
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俺の働く職場には天然系少女・Oさんがいます。


最初はただ頭の中にお花畑が広がってるだけで無害なキャラクターだと思っていたのですが、それは大きな勘違いだったという事に最近になって気付きました。
職場に慣れてきたのか、徐々に本性を現し始めました。


この娘、毒を吐くのです。

しかも俺に対してだけやたらと風当たりがきついのです。



実際にあった会話を下に挙げてみました。



・職場での俺と天然少女Oさんとの会話、其の一


「竜太郎さん、ジャニーズに入ればいいのに」

「えっ?なに?急に」

「ファンタスティポを歌いたいんならジャニーズに入らなきゃダメですよ〜」

「いや、そこまで本格的に歌いたい訳じゃないから。それに俺じゃジャニーズに入れないし」

「大丈夫ですよぉ。ジャニーズにも格好良くない人いるじゃないですかぁ」

「うん、微妙に失礼な発言だよね?取り敢えず俺とジャニーズ事務所に謝れ」




・職場での俺と天然少女Oさんとの会話、其のニ


「この前、○○さんが竜太郎さんの事格好いいって言ってましたよ」

「またまた、嘘だろ?」

「ホントです。あの言い方は本気ですよ。○○さんって趣味が悪いか視力が弱ってるかどっちかですよね〜、うふふっ♪」

「なんでもっと良い風に考えられないの?何、そのネガティブな二択は?」




・職場での俺と天然少女Oさんとの会話、其の三


「竜太郎さんってなんで彼女作らないんですかぁ?」

「別に関係無いだろ」

「あ、そっか。作らないんじゃなくて作れないんでしたよね〜。うふふ〜」

「え、何?そんなに訴えられたいの?裁判が趣味なの?」




こんな感じのやり取りが日々行われているのです。


今日なんて「竜太郎さん、モテなくて可哀相」という言葉の剛速球を投げ付けられました。

ボールは俺の頭部に直撃しました。



一体この子は俺に何の恨みがあるのでしょうか。

恨まれるような事は何一つしてません。
感謝される事は沢山ありますが。

こんなにも暴言を吐かれる筋合いはありません。


それとも天然なら何を言っても怒られないと思っているのでしょうか?

ゆっくり喋れば許されるとでも思っているのでしょうか。
「うふふ〜♪」って笑えばオールOKだと思っているのでしょうか。



そんな事無いですからね。
世の中そんなに甘くないですから。


あなた銃社会なら撃たれてるかもしれませんよ?

言った相手が俺じゃなくてピッコロだったら魔貫光殺砲を喰らってるかもしれませんよ?




でも俺は怒りません。


何故ならジェントルマンだから。

女子には手を上げない主義だから。
平和が大好きだから。


もしこれを言ったのが男だったら後頭部をピッケルのような物で殴打するところですけどね。
それはもうガツンガツンと。容赦無く。



そんな訳で20歳そこそこの小娘にからかわれている竜太郎。


からかわれるのは別に構わないんですが、

「彼氏いない暦20年の人間に言われたくないな」

と反撃すると真剣に凹むので困っています。
扱いに困ってます。



そう、彼女は『打たれ弱いハードパンチャー』。
彼氏いない暦20年のハードパンチャー。

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