12/13の日記

05:42
忘年会と酒と友人と私
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今日ある友人から
「大晦日飲みに行かない?」
と誘われました。

その友人の話によると翌朝の9時まで営業している美味しい店があるというのです。
なかなか奇特な店です。



でも残念ながら俺は会社の一部の人間だけが集まる忘年会Aと見所満載の格闘技の狭間で揺れ動いているのです。
果たして俺はどちらを選ぶべきかと。

一応会社全体の忘年会Bもあるのですが、そっちはパス。
楽しくない事が決定的なので。



おそらく半ば強制的に忘年会Aに狩り出されることになるでしょう。
自分の意思とは関係無く。




なのでせっかくのお誘いですが無理です、とお伝えしました。


すると返ってきた答えは

「忘年会って何時まで?終わってから飲みに行こうよ。」




えぇっ!マジで!?

どうしてもですか!?


俺ハシゴになっちゃうんですけど。



大晦日なんだから家で大人しくテレビでも見てればいいのに。
どうしてそんな執拗に外で飲みたがるのか…。
何か嫌な事でもあったのでしょうか、この人は。


言っときますけど俺は日頃の激務が祟って満身創痍なんですよ。
忘年会Aだけでも大変なのです。

飲みのダブルヘッダーなんて不可能ですよ。
命を落としかねないですよ。


本来なら家で安静にしときたいのです。英気を養いたいのです。
命を繋ぎとめていたいのです。



という訳で無理なのです。

分かって頂けたでしょうか?


この決定は翻りません。
たとえ肉親が人質に取られて脅されても無理です。

俺の決意は冬の北海道に干しっ放しにした濡れタオルよりも固いのです。



ところが友人はなかなか諦めません。
まだまだ食い付いてきます。

余程他に友達がいないのでしょう。


「えぇ〜っ、行こうよ。年末に一人なんて寂しいよ?ね?今度カツカレー作ってあげるから。」





…行きます。



そうですよね。
一人は嫌ですよね。寂しいですよね。
凄く分かります、その気持ち。
あぁ、可哀想に。

ここは俺は一肌脱ごうじゃないですか。
こんな俺で役に立つのならいくらでも付き合いますよ。


あ、別にカツカレーに釣られた訳じゃないですよ。

ほら、やっぱり困っている人を放っとくなんて出来ないですから。



そんな訳で年末のスケジュールが固まりつつあります。

予想よりハードなものになりそうな予感がしますが、そこは持ち前のガッツと勇気で乗り越えてみせます。

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