12/10の日記
15:59
筋肉マン
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今日は時間を見つけて友人の行きつけのジムに行ってきました。
そのジムは本来は会員制なのですが友人の紹介という事で「体験入会」という形で入れさせてもらいました。
そこには普通の人達もいました。
が、俺の目を奪ったのは『常連』と呼ばれるマッチョな方々でした。
何も面白い事なんて無いのに笑顔で鉄アレイを上げ下げしていました。
冬とは思えない程肌が黒い男が白いタンクトップを着て、「フンッ!フンッ!」と言いながら重そうなバーベルを上げていました。
何だか凄い所に来てしまったな…、と思いました。
これは予想以上にむさ苦しいですぞ、と。
するとその中の一人が変な笑顔で俺に話し掛けてきました。
多分友人の知り合いでしょう。
「君はボクシングか何かやってるの?」
…何故?
何を根拠に?
というよりアナタは誰ですか?
何故俺が見ず知らずの筋肉男に自らの格闘遍歴を語らねばならないのですか。
向こうは良かれと思って話し掛けて来てくれたんでしょうけど、名前くらい名乗ったらどうですか。
もしかしてアナタは脳みそも筋肉で出来ているのですか?
という訳で早々に居心地が悪くなった俺はその数十分後にそのジムを立ち去りました。
勿論何も鍛える事は出来ませんでした。
おしまい。
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