11/30の日記

06:09
憑物は落ちず…
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先日あれだけのゴタゴタがあったにも拘らず、またしてもM子さんは職場にやって来ました。(詳細は11月28日の日記参照)


一体この人はどんな神経をしているのでしょうか。

普通あれだけの騒ぎを起こしておきながら、その数日後にのこのことやって来れます?
図太いにも程があります。



そしていつものように微妙に離れた場所に座り、じっと俺を観察するM子さん。

言うまでも無くその場は嫌な空気になりました。



もう勘弁してください…。


このままではまた俺が悪者になりかねません。

放置したい&話したくない気持ちで一杯でしたが、取り敢えずM子さんを説得し、追い払う事にしました。


先輩に時間を貰い、M子さんを人目のつかない場所に連れ出す俺。

そして俺だけじゃなく色々な人に迷惑を掛けてるからもう職場に来ないで欲しいという事を伝えました。



M子「じゃあ、竜太郎さんのマンションで待ってていい?」




もっとダメ!!




この人大丈夫か!?

何でそんな結論に達するんだ?ポジティブにも程があります。


割と丁寧に説明したはずなんですけど…。

M子さん、話の流れをよんでください。
俺の話している日本語を正しく理解してください。
お願いです。お願いですから。


仕方無いのでストレートに「俺の前に現れないでくれ」的な事を言いました。
これならきっと分かってくれるだろう、と。



泣かれました。

物凄く泣かれました。驚くほどに。



数少ない通行人たちが俺達を見ながら通り過ぎていきます。


はい、またしても俺が悪者になりました。
とても迷惑です。

本当に泣きたいのは俺の方ですよ、まったく…。



延々と泣き喚くM子さんに困惑する俺。
もはや話が出来る状態ではありません。どうしようもありません。

そんな俺にM子さんは泣きながらこんな言葉を投げ掛けてきました。



M子「こんな小さな私を守ってくれるのはアナタしかいないんだよ!!」





……………。






はぁっ!?



なんですか、それは!?全く意味が分かりません。


俺がM子さんを守る?なんで?
勘違いじゃないですか?

俺はM子さんを守った事など一度も無いですよ。


そもそも一体どこでそんな台詞を覚えてきたのでしょうか。
気持ち悪い事この上無しです。



取り敢えずその場は帰ってもらうという事で合意に至りました。


今後二度と俺の前に現れなければ良いのですが…。
でも奴は再び俺の前に現れそうな気がします。


M子 will be back !




…あぁ、嫌だ。

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