11/18の日記
04:37
青春とは…
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職場の恋する天然少女・Oさんはいつでも絶好調。
今日も向日葵の様な笑顔でした。とっても季節はずれ。
そしていつものようにニコニコしながら俺に話し掛けてきました。
「竜太郎さん、竜太郎さん。聞いてくださいよぉ〜。今日彼と話出来たんですよ〜。
血液型聞いたんですけどね、彼何型だったと思いますぅ?
B型だったんですよぉ〜。私とお揃いだったんですよ〜。うふふぅ〜。
本当は誕生日聞きたかったんですけど〜、恥ずかしくて聞けなかったですぅ〜。
それとですね、さっき更衣室の掃除をしようとしたら偶然彼の着替えを覗いちゃったんですよぉ〜。うふっ♪
そしたら彼、きゃっ!って言って恥ずかしそうに隠したんですよぉ。可愛いですよね〜。うふふっ。
その後、俺の貧弱な体なんて見せれないよ〜って照れたんですぅ。
今度更衣室のロッカーに忍び込んで彼の着替えを覗いちゃおっかな〜♪
あぁぁ〜、幸せですぅ。幸せっていいですね〜。よかったぁ〜。」
そ、そうですか。
幸せなら良かったですよ。
うん、本当に良かったね。
完全にOさんの勢いに圧倒される俺。
余程嬉しかったんでしょうね。
でも更衣室を忍び込むのだけは止めなさい。
それは中学男子の発想ですよ。
確かに彼に憧れる気持ちは分かります。
美男子な上に心優しい男ですから。
まぁ残念な事にその彼には彼女がいますけどね。
Oさんは知らないみたいですけど。
何も知らずに彼に思いを寄せるOさん。
なんだか切ないですね。
彼に恋して日に日に綺麗になっていくOさんが妙に悲しいですね。
でもそれが青春です。…多分ね。
頑張れ、Oさん!
俺は陰ながら応援しています。
お菓子とかを食べながら。
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