11/01の日記
08：12
新星現る
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最近職場に新しいバイトの女の子が２人入ってきました。
慢性的に人手不足な状態なので非常に助かるんですが、この二人がかなりの個性派です。
ちょっぴりクセがあります。
一人は天然系の19歳・大学生。
いつでもどこでも突拍子の無い発言を繰り返します。
突っ込みどころ満載です。突っ込みだしたらキリがありません。
そしてかなりの突っ込みの能力が無いと会話が成立しません。
彼女の中には『会話のキャッチボール』という概念が無いのです。
魔球ばかりを投げ込んでくるのです。
受ける側はキャッチするだけで精一杯です。
おまけにかなりぽわぁ〜んとしてますしね。
頭の中にはきっとお花畑が広がっているのでしょう。
脳内は常に春。α派出っ放しです。
モンシロチョウを追い掛けさせたら日本一はまる事でしょう。
特に今彼女は恋をしているらしく、かなり浮かれ気味。
もはや手に負えません。
職場に来ると、愛しの彼に会えるので楽しくて仕方が無いそうです。
まだ片想いらしいんですけど。
うんうん、若いって良いですね。
「その人と手を繋ぐ事を考えるだけでドキドキする」のだそうですよ。
ウブですな。
時々彼女の相談を受けている俺としては彼女の恋が成就するのを祈るばかりですよ。
相手が誰なのかは知りませんが。
片やもう一人は20歳の大学生。
入って２週間足らずにも関わらず、既にベテランの様な威圧感を放ち、休憩室の真ん中でタバコを吸う姿からは年下の雰囲気など微塵も感じられませんでした。
「私、いい女ですから」と言わんばかりのその態度。
そして根拠の無い自信に満ち満ちた無駄なオーラ。
ノー根拠でここまで自信を持てる人間がいるんだなぁ、と感心してしまいました。
やはりこういう人は他の人とは面構えが違います。
自信が滲み出ています。
ちょっと桜金造に似てますもん。
凄い迫力ですよ。
妙にゴツゴツしてますからね。明らかに人より硬そうな顔面ですよ。
そんな彼女と先日初めて話す機会があったのですが、やはり19歳のメルヘンガールとは一味違います。
しっかりしています。
金造「竜太郎さんっておいくつなんですか？」
竜太郎「俺は24ですよ。」
金造「えぇ〜、そうなんですか？全然見えないです〜。私と同じくらいかと思いましたよぉ〜。うふふふ。」
…お前はキャバ嬢か。
なんだ、その話術。どこで覚えたんだ？
こんな個性的な二人です。
今日は勤務前の20分間にその二人のトークに付き合わされ、働く前からグッタリでした。
あの人たちと話すにはそれなりのパワーが必要です。
そんな彼女達ですが、一応仕事の覚えは早いようなので突然辞めたりしない事を願うばかりです。
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