08/03の日記

02:01
初体験の夜に
---------------

遂に行ってきました。

キャバクラです、キャバクラ。
あの女の子が隣に座ってくれる飲み屋さんです。
生まれて初めてキャバクラというものに行ってきました。



勿論1人で行った訳ではありません。
この俺が行ける訳がありません。
半分くらい引きこもりなのですから。ちょっとした心の病なのですから。

友人に半ば強制的に連れて行かれました。



酒が入っていた事もあり、とても楽しそうな友人。
方や店に入る前から緊張しまくりの俺。この時点で軽く『鬱』入ってました。



店に入ればその緊張はピークに達し、隣に女の子が座る頃には石膏像の様にガチガチに固まり全く何を話せば良いのか分からない状態。


それでもなんとか話題を見つけ、話を続けようと奮闘しました。

そしてその努力も虚しく空回りする俺。
飲み慣れないウイスキーを飲み、おかしなテンションになる俺。



店に入ってたった5分で「無理だ」と悟りました。

話も合わないし。
何よりこの俺が完全に初対面の女の子と上手く話せる訳がないのです。



結果、1時間で「もう無理です。帰らせてください」と弱音を吐き、さっさと帰りました。

それまでの55分が長かった、長かった。
窒息しそうでした。



店から出た後の外の空気が美味しかったなぁ。

娑婆の空気って最高ですよね。
ミラーボールの輝かない世界って良いですよね。



でも外に出た途端、その友人が「ゴメン、金貸して」と言ってきました。

現実って厳しいですね。
お金って大切ですよね。



そんな訳でもう二度とキャバクラに行く事は無いでしょう。
だから女の子に貰った『指名無料券』や『AYAKA』と書かれた名刺など使う事は無いのです。


今日もまた一つ心に傷を負った竜太郎なのでした。

前へ|次へ

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ