05/29の日記
05:55
金持ち息子と貧乏息子
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俺の友人には金持ちの人間がいます。
そいつの財布の中には常に15万以上は入っています。
落としたり、盗まれたりしたらどうするのでしょうか。
しかもその男はまだ大学生。
社会人ではないのです。まだ親の脛を齧っているのです。
昔の話を聞くと彼の中学1年生の頃の小遣いがなんと7万円。
7万円ですよ、7万円。
7万リラと7万ウォンとかじゃないんですよ。
中学生の小遣いが7万円。驚きのプライスです。
さすがは医者の息子といったところでしょう。家が金持ちだと違います。
小遣いの値段が更に上がった高校生の頃には料亭に飯に食いに行っていたそうです。嫌な高校生です。
今まで俺は料亭は悪い政治家達が汚い金の話をする為に行く所だと思ってました。
普通の高校生が出入り出来る場所だなんて思ってませんでした。
さすが金持ち。
金持ちは俺のちっぽけな常識などあっさりと覆すのです。
他にもしゃぶしゃぶ等、高校生が頻繁に出入り出来ないと思われる場所で飯を食う事が多かったそうです。
その頃広島では、貧乏高校生・竜太郎が奮闘中でした。
月の小遣いは3,000円。
CDアルバムを買うとその月はもう身動きが取れません。
飲まず食わずの日々が始まるのです。
中学生の頃に至っては我が家に『小遣い』という制度はありませんでした。
月に入ってくるお金は0円。
当然中学生なのでバイトも出来ません。
今考えるとよくそれで暮らしていけたな、と思います。
お金が無かった故に若干法に触れそうな事もしたような気がしますが昔の事なので何とかお許し頂きたい。
あ、でも大丈夫。
逮捕歴は無いです。前科もありません。
人の人生って色々だな。
環境が違えばこんなに人生って変わってくるんだなぁ。
しみじみとそう思った今日この頃なのでした。
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