12/20の日記

20:49
飲んだら来るな。来るなら飲むな。
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今日もカラオケのバイトでした。
普段は暇なんですが、週末となると話は変わってきます。

特に今は忘年会シーズン。
酔っ払いの団体客が大量発生する季節です。
それはもう夏場のゴキブリ並にワラワラと。



今日も忘年会の2次会と思われる団体客が何組も現れました。

どの客も酔っ払っており、テンションの上がり方が異常です。近距離なのに大声で喋ったり面白くもないのに大笑いしていらっしゃいます。
アルコールの力は絶大ですな。何かが麻痺してるんでしょう。



まぁ楽しむのは結構なのですが店員の俺に迷惑をかけないようにして欲しいものです。

酔っ払いは部屋の汚し方が半端じゃないですからね。

でもただ汚すだけならまだマシ。最悪の場合吐いたりしますからね。
落ち込みますよ、マジで。


中でも今日一番の危険性をはらんだ集団が次の集団でした。

大学生と思われる男女8人組だったんですが、来店時には既にベロベロ。凄まじいアルコール臭でした。
友達に支えられてやっと立ってるといった感じの女の子もいました。


うわ〜、吐きそ〜。
危険度100%だよ、こいつら。

こんな状態になってまで来なくていいだろ。
大人しく帰ればいいのに。



吐いたら自分達で片付けさせよう。

そう思い受付カウンターから監視できる2番ボックスに入れました。



入るや否や大盛り上がりの2番ボックス。
ボックス内からは

「いえぇぇーーっ!!」

「きゃあぁーーぃっ!」

といったとても人間のものとは思えない奇声が聞こえます。
早くも手がつけられません。


うるさい…。
かなりの不快感に襲われる俺。


とはいえここはカラオケボックス。
「静かにしてください」
などと言える筈もありません。
放っとくしかないのです。



そんな感じで時間が過ぎていきました。


しばらくすると2番ボックスの扉が開き一人の女の子が出てきました。
かなり酔っ払っている様子のその女の子は
「あたし、トイレに行ってくるねぇ〜」
と扉を閉めました。

そして何故か空いていた3番ボックスに入って行きました。



嫌な予感がする…。


俺の中の危険察知センサーが警鐘を鳴らす。


3番ボックスに近づきそ〜っと中の様子を伺うと、そこには尻丸出しで放尿準備万端といった雰囲気を醸し出す女の子の姿が…!

まさに準備OK。発射オーライ!
いつ何が飛び出しても不思議じゃありません。




うおぉぉぉーーーいっ!!

ちょっと待ったぁぁっ!!



無理矢理その女の子を引きづり出す俺。
急いで2番ボックスの連中に手伝ってもらいトイレに連れて行きました。

間一髪セーフ。

ボックス内で用を足されたらシャレになりませんからね。どれだけ片付けるのが大変か。




結局奴らはラストまで居続け2番ボックスを目茶苦茶にして帰っていきました。
もう原形を留めていませんでした。


最後の最後まで迷惑掛けやがって…。
二度と来るな…。もう死ねばいいのに…。



こうしてダークな気分になりながら掃除しました。
そして夜は更けていきました。

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