09/27の日記
18:55
初対面の人達
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俺はどうも合コンというものが苦手です。
それは俺が極度の人見知りというのが原因の一つ。
もう一つは初対面の者同士が一生懸命仲良くなろうとする姿がなんだか物悲しいからです。
客観的に見ると
うわ〜、お前ら必死だな
と思い、ひいてしまうんです。当然のようにテンションも下がります。周りのテンションは高いのに…。
おまけに隣に女の子がいると何か話さなければならないというプレッシャーを感じ疲れはピークに。
ものの30分で
もう帰りたい、早く釈放してください
とブルーになってしまいます。
このように初対面の人と話す事と異常なハイテンションが苦手な俺が今日合コンに近い状況に置かれてしまいました。
友人から電話がかかってきたのは昼過ぎ。
「もしもし、時間大丈夫?今○○で飯食ってんだけど来れる?てゆーか来い」
との司令が下った為、何がなんだかわからないままにある店に出掛ける事になりました。
その店に到着すると電話をかけてきた友人と見ず知らずの女の子二人が仲良さそうに話していました。非常に頭のネジが緩そうな二人組です。
この時点で嫌な予感がプンプンしてました。
友人の話によるとその女の子達とは最近知り合ったらしく俺の話をしたら興味を持ったので呼んだとのこと。
そんなことで呼ばれてもなぁ…。ていうかこの友人は俺の何を喋ったんだろう。変な事喋ってないだろうな。
そう思っていると、突然女の子の一人が俺に話し掛けてきました。
「ねぇねぇ。竜太郎君って面白い人なんでしょ?何か面白い話してぇ〜」
うぜぇ…。
何だこいつ。そんな前フリで喋れるか!
てゆーか誰なんだ、君達は。名前も知らないヤツになんで俺が「いや〜、実はこんな事がありまして…」なんて喋り始めなきゃいけないんだ。
沸々と沸き出す怒りをこらえつつ、
「いや、俺そんな面白いヤツじゃないから」
という俺。
それでもその女は馬鹿丸だしの顔で
「えぇ〜、いいじゃん。減るもんじゃあるまいし。面白い話してよぉ〜」
…ダメだ。わかってくれない。こいつは馬鹿だ。
減る減らないの問題じゃないんだよ。俺の誇りと尊厳の問題なんだ。
だいたいなんでそこまで執拗に俺に面白さを求めるんだ。面白い話が聞きたければ落語家のところにでも行ってくれ。俺に期待されても困る。
しかし初対面の人間捕まえてロクな挨拶も無しによく「面白い話をして」なんて言えるよな。その無礼さと神経の図太さに感服です。
その後もしつこく俺の事を探ってくる女に我慢の限界がきた俺はトイレに行く振りをして帰りました。
数分後友人から
「どこにいるの?早く戻ってこい。今からボーリング行くぞー」
という電話がかかってきましたが
「無理です」
と丁重にお断りしました。
冗談じゃない。
あんな女と何時間もいたらものすごいスピードでストレスが溜まってしまう。体がもたない。
やっぱり俺にはああいう状況は無理です。もう少し頭の良い人だったらまだましだったんだけど…。いや、それでも辛いかな。
よし!今日も一人で晩飯食うぞ!!
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