◇zack×aerith◆

□春夏秋冬/微切甘
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貴方との出逢い


そう

それは例えるならば"春"のようなモノ










「なんか、ザックスって面白い」

「ん?それは誉め言葉なのか?」

「うん、誉めてる」

「そっか、じゃぁ喜んどく!!」


ニッと歯を見せて、素敵な笑顔。



黒いツンツン頭


透き通った青い瞳


たくましい体


明るい声


優しい人の良い笑顔



私が初めて

心からかっこいいと思った人



「んー?何だよ、惚れ直した?」

「えっ?」


知らないうちにジーッと彼の顔を見ていたようで、彼の言葉でハッと我に返る。

図星…かもしれない


「あり、図星か?」

「んーわからん」


出逢ってすぐに使ったお決まりの言葉。

言うとまた同じみの言葉「素直になれよ」が出る。



好きだなぁ


なんて思う



初恋だし経験も未熟だから、最初はこの気持ちが何か分からなかった。

時間がかかった。


でもやっぱりどこか惹かれるモノはあって、魅せられた。



いつの間にか好きになっていて

いつの間にか"恋人"になっていた


あっという間だけど不安はない。

春は暖かい風が吹くものだ。



彼は太陽


陽の光は彼の笑顔である






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