SOS団の本

□眼鏡
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古泉が腰に手を回してくる。

何かされるかと思ったがそんなことはなく、穏やかな時間が流れた。


後ろを向いて、もう一度眼鏡をかけさせる。

「本当に好きですね」

バカか。

そう思いながらも俺は二度としないと言った言葉を無言で返上し、


眼鏡姿も様になるコイツに


キスをした。









このままずっと一緒にいたい









俺は、心の中で密かにそう思った。





古泉にはバレないようにして。

















End
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