創られた国のアリス

□白ウサギと耳の常識
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「…って違くて!!」

急に大声を出したからビックリしてか、シュンとなっていた耳がピンッと立った。


「え?…何が違うんですか?」

不思議そうな顔でこっちを見てる兎耳な美少年。


「それです!耳です!なんで感情によって動くんですかっ!?」

美少年の頭をビッと指差す。


美少年は耳を手で押さえて、目を真ん丸くしていた。










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