『short novel』

□いつか隣に
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昨日、いや正確には今日の夜中か。



流れ星を見た。



とても綺麗な星の群れたち。



その光の下にいた僕は、とても幸せな気分に浸っていた。



愛する妻の体に、新しい家族が宿っていることを知った。



そのことについてちょっと揉めてしまったけど、互いの気持ちを理解し合い、一件落着、僕らは新たな幸せをこの手にした。



僕がパパになり、彼女がママになる。



そう考えるともう…、嬉しすぎてたまらなくなる。



この幸せを独り占め、いや二人占めか、出来るなんて最高の気分だ。



朝から体がソワソワソワソワして落ち着かない、気を抜くとすぐに頬が緩んでしまう。



幸せって、こんなにも人を暖かくさせる素晴らしいことなんだな。



いつにもなくそんな風に感じる、



春の始めの、今日この頃ー。





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