オリジナル

□戦国学園〜もう一つの物語〜
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〜猿とバナナ〜



ぱく。
食後にバナナを食べる猿、もとい秀吉。
「お主…猿みたいだな…」
「はんひゃひふれひひゃほぉ」
「何を言っているかさっぱり分からんわ」


ちゅぷっと口からくわえていたバナナを離し秀吉はにたりと笑う。
「猿にこんな真似出来んじゃろ?」
と、言うと舌でバナナを撫で回し…
時たま口に含む。






そう、まるで口淫の様なそれ。










「ふぁ…ん…」
「………も、もういいわっ!!」
「何じゃ?勝美、勃ったんか?」
「違うっ!!食べ物で遊ぶなっ!////」
「へいへい」


がぶり!!
「っ!!゛」
当たり前なのだが



バナナを噛み砕く猿。









「………何じゃ?皆して大丈夫か?」




「お主…二度と弁当のおやつにバナナなんぞ持ってくるな」
クラスの皆も悶絶しているのは仕方無い。
「しゃあないじゃろ、寧々がくれたんじゃから」




寧々とは秀吉の旦那でこの猿には勿体無い美人だ。
がしかし秀吉を甘やかす張本人でもある。






「何なら勝美のバナナも舐め「寧々殿に殺されるわっ!!」






 
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