彷徨って、悪の夢の歌を聴き続けるよ。

□rEM_
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目が覚めた。

刺さった痛みは無くて、
しかも黄泉が喜んでる。



「何で俺は…」

「キミと、居たかった」



“同じ世界に生きて”







そう言って黄泉はおでこを引っ付けて目を閉じた。

次の瞬間、俺の背中から羽が生えた。



黄泉と同じ純白の。






「咲人…オレと一緒に生きて」

懇願される前から答えは決まっていた。



「当たり前だよ、黄泉」





“愛してる”






オワリ。






→おまけ。
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