詩
□創世記の嫉妬話
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脆く儚き希望であった
巨大で凝固な絶望だった
願った祈りに火を灯す
開いた口を水で縫う
神の声は未だ届かず
人形劇は始まらない
泥濘に続く鎖
時の流れが腐蝕する
深海に堕ちた真珠
天使の心臓を喰らう
名も無き星は
全ての赤に陶酔する
白い黒
偽善の仮面を踏みにじる
夢に残るは獣の足跡
高鳴る鼓動はいつ終焉?
時計はいつまで止まってる?
針の先に願いを込めて
私は貴方に剣を向ける
【反逆前夜】
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