11/15の日記
00:06
突発
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※限良♀家族設定
ふぅ、と一つ静かに息を吐き出し、マグカップの中の湯気を飛ばす。
ゆっくりと口を付けると、ちょっと熱めだが十分飲める温度だ。
子供達は既に寝入っており、寝返りをしても布団を剥がないように調整しておいてから部屋から出た。
良守はなるべく音を立てないように注意して台所でホットカフェオレを作ると、独身の頃の自室にそれを持って行く。
玄関に近い部屋で温かいカフェオレを飲みつつ、ちらりと時計を見ると真夜中。
こんな時間にコーヒー牛乳を飲む事が懐かしいように思える。
眠気覚ましに飲んでいたコーヒー牛乳だったが、今もそうだ。
そろそろ限が帰ってくる。
子供達と一緒に寝てろだの、夜中に起きてると体を冷やすだの、以前は一緒に夜中の仕事をしていたのに結婚してからは何かと気遣う事が多いのだ。
以前から優しい所はあったのだが、少し不満だ。
後少しで旦那さまが仕事を終えて帰ってくる。
それまで眠気覚ましのカフェオレを飲んで、温まって待つのが良守の今の仕事。
ほろ苦くて甘い、コーヒー牛乳とカフェオレはとても良く似ていて、夜中の仕事の嬉しく、懐かしい味だ。
慎重に玄関を開ける音が、玄関に近いこの部屋に聞こえてきた。
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息抜きなう(・ω・)
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