永遠を貴方と

□二話
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「わーッッ!
すごいすごいすごいッッ!!」

「ハシャいで転ばないでよー?」

月奈の犬のようなハシャぎっぷりに柳宿はフッと頬を緩ました。

「町って賑やかなんだねー!」

月奈の遊んで攻撃に根負けした柳宿は、月奈を連れて町へと繰り出したのだった。

「ところで柳宿」

「なぁに?」

「なんで男装してんの?」

「は?!ι」

女2人では絡まれちゃ厄介…と、男の姿で出て来た柳宿。

あたしが男だって気付いてなかったのねこの子…

まぁ、あたしくらい綺麗じゃ仕方ないけどーw

「??ι」

フフフと不気味に笑う柳宿に月奈は首を傾げた。

「女の格好じゃ、変な奴に絡まれたとき厄介だからね」

嘘は付いてない。

「ふぅん。
でも柳宿、男の人の格好も似合ってるね。
しっくり来るっていうか…」

ニッコリ笑う月奈になぜか頬が熱くなった。

「美人は何着ても似合うから困っちゃうわー」

ホホホと笑う柳宿に「自分で言うか」と月奈は笑った。
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