永遠を貴方と

□二話
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「柳宿ー。
遊んでよーッッ」

「何あんた…子供みたいに」

柳宿は私の言葉に呆れたようにため息をついた。

「だって美朱があっちに戻ってもう1ヶ月だよ…」

つまり月奈が四神天地書の中に入って1ヶ月。

大極山から紅南国へと戻って来てからは宮廷の物珍しさに退屈などということはなかったのだが

1ヶ月…

毎日毎日変わらない光景に月奈はもう飽きていた。

「星宿は毎日忙しそうだし、鬼宿は頭の上に鳥に巣作られるくらい上の空で話しかけても反応ないしー」

「で、あたしなわけ?」

「うん」

ニッコリと微笑むと柳宿は2度目のため息をついた。
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