【な行】と【は行】の花の育て方
□『は』で始まる花のメモ
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【ハナアナナスの育て方】 常緑多年草
別名:チランドシア、チランジア・キアネア、タチハナアナナス
実はエアープランツのチランジア(チランドシア)も同じ系統に属するため、同じ名前で扱われる事も多々。その鮮やかな花穂が魅力な「キアネア」が主流ですね〜。株の中心部の葉筒に水を貯めてそこからも水を吸収する植物です。
【育て方・管理方法】
キアネア(シアニア)は一生に1度しか同じ葉筒からは開花できないので、開花株は繁殖に回し、また花を楽しむなら子株を育てます。
花期:4〜9月(環境や個体差でずれます)
開花のさせ方:アナナスの類は成熟した株であれば「カーバイト」や、専用薬剤の「エスレル」による開花処理ですぐに花をつけさせることもできます。水をためた葉筒に適量入れるといいです。
水やり:春から秋は土が乾いたら葉筒に水を貯めるため、葉の上からみずやりをします。冬は耐寒性を上げるため葉筒に水を貯めず、土が乾いて2〜3日後の午前中になるべく土にだけ水やりします。(乾燥につよいので控えめに)
光:半日陰のあかるい場所が適します。秋から春は直射日光も可。
土:着生植物ですのでミズゴケ、ピートモスなど水はけのいいもの。
温度:耐寒温度は8℃以上。 生育温度は20〜30℃。冬は日中室内の暖かい窓辺で、寒地では冷気を避けるため夜はまどから離すなど工夫した方がいいかもしれません
肥料:生育期のみ置き肥か液肥をときどき
病害虫:カイガラムシ
植え替え:5〜6月
増やし方:葉が10枚くらいになったころ、基部を傷つけないように掻きとります。(基部が折れやすいので注意)