DORAGONBOLL
□パニッククッキング
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カプセルコーポレーション社長室
「トランクス君、顔色かなり悪いよ、大丈夫?」
トランクスに呼ばれてきたパオズ山から飛んで来た悟天は彼の顔をみるなり心配した。
「ちょっとな、昨日貰って食べたチョコで食あたりになったんだ。…それでもうチョコはみたくない、そこにあるのを持って帰って悟空さんと食べてくれ」
「ふ〜ん、災難だったね。そーいえば…昨日さ〜パンちゃんが作ったチョコを貰った人も今のトランクス君みたいになってるんだろ〜な。あ…でも食べなければ大丈夫か。」
「悟…悟天…」
トランクスが横目をしながら青ざめていくのに気がつかずに悟天は笑いながら親友にべらべらとしゃべり続けた。
「あのチョコ、見た目も臭いもやばかったもん」
「悟天…俺は知らないぞ?」
「え…何が?」
「へぇ〜…悟天オジサン、私のチョコをそういう風にみてたんだ」
悟天が声をかけられて振り替えと、パンが窓からはいってきた。
「い…いつからいたの?」
「お前がパンちゃんのチョコについてしゃべりはじめたところから」
「ゴテンオジサン、覚悟はいいでしょうね?」
悟天はトランクスに助けを求めたが無理だった。
「まずいならトランクス、無理してたべなくてもよかったのに。」
パンは拗ねたようにいう。
「確かに美味しいとはいえないけど、パンちゃんがつくってくれたからね。」
「トランクス、ありがとう。」
「ホワイトデーなにがいい?」
「なんでもいい。トランクスがくれる物ならね。」
END
→後書き