NARUTO

□教師初挑戦?
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『今日から数日間…授業は同盟国の砂の方達に模範演技などを教わる事になった。だからくれぐれも失礼なことはしないように…わかったか?』中忍教師であるウミノイルカは教壇に立ちアカデミー生達に話していた『はーい』生徒は返事をする『イルカ先生〜砂の方達って誰がくるんですか〜?』一人がたずねると立ち上がる木ノ葉丸『知ってるコレ…中忍試験予選を3人共勝ち抜いたスリーマンセルの…えっと確か名前は…コレ』名前が思い出せずに唸る木ノ葉丸『他国にまで通り名でとおっている我愛羅君やその兄弟のテマリちゃん…カンクロウ君の3人だ。わかったか…木ノ葉丸?』イルカの一言にわっと笑い声が挙がる。『…木之葉君(木ノ葉丸ちゃん)』仲間のウドンとモエギに励まされ『い…今いうとこだったんだコレ』苦し紛れの木ノ葉丸だった。



砂3兄弟の事前会議?
『…どうするじゃん?』『…砂地獄をみせる』カンクロウの問いに眉一つ動かさず答える我愛羅。『まて…生徒は蟻じゃないんだぞ?』『そんなのできんのは…我愛羅だけじゃん?』2人は即座に否定する。『…‥』自分の意見が否定されたのであさっての方向を向いて地面に砂を使って落書き?を始める我愛羅(拗ねた奴No.1)『よし…ここは…俺の烏の技をみせてやるじゃん?』『そんなものみたくはない』『おい…人形劇じゃあるまいし』地面に文字を書きながら言い捨てる我愛羅とテマリに否定されたカンクロウはあさっての方向を向いて烏相手に独り言?をいい始める(拗ねた奴No.2)その様子をみてこいつらやっぱり兄弟だな…。とテマリは思った。


しばらくしてアカデミー教師の一人が私達を呼びに来た。
『マジどうするじゃん?』テマリはすくっと立上がる『…よし…口寄せの術を披露してやるか…』その言葉に慌てるカンクロウ『お…おい?』我愛羅は慌てずにいう『生徒は餌じゃないんだぞ?』『我愛羅のいうとおりじゃん…考え直してくれ』『それはどういう意味かな?』テマリから目を逸らして沈黙する弟2人。『とにかく口寄ならお前達よりは実用的だろ?』テマリは弟達を納得させる為に笑顔でウィンクする。テマリの笑顔に弟2人は弱いのだ。



『今日から数日間…アカデミーの代理教師をやることになったテマリだ。基本的には口寄の術についてやってゆくつもりだ…』教壇にたって朗々というテマリは似合っていた…天職?かと思う弟2人だった。『はいはいはーい…口寄ってなんですかぁ?』モエギが手を挙げて質問する。テマリが返答するより早く立ち上がる木ノ葉丸『動物とかを呼んで闘わせる術だコレ』『木ノ葉丸ちゃん(君)物知り』『当然だコレ』偉そうにいう生意気な餓鬼…この辺で酷い目にあった方がおとなしくなるじゃん(カンクロウ談)テマリが話しているのに口を挟むといい度胸をしているな…。どうやら命はいらないようだ…くっくっくっ(我愛羅談)背後から感じる殺気に木ノ葉丸とモエギとウドンはびくっと震え、恐怖のあまりにおとなしく座った『始めは定義について話すからよくきくよーに』テマリはチョークを片手にもち講義を始める…。生徒は背後からの殺気を感じていままでになく必死に講義を聞いていた。それを後部席で見守る?弟2人。いっそいないほうが生徒は安全だ。
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