図書室

□五つの鍵穴・・・
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そして、男は彼に鍵を渡した・・・・ひとつ目の扉を開けると、そこには綺麗に整頓されたベッドと脱ぎ捨ての黒いストッキングが無造作に脱ぎ捨てられていて小さくシャワーの音が聞こえていた。・・・どうやら、若い女の部屋らしく正面の窓のそばには大きなドレッサーがおいてあり蓋のあいた濃いバーガンディー色のルージュが置いてあった・・・この時、彼はまさか部屋の女が大使館高官相手の高級娼婦だとは思いも寄らなかった・・・

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