4段階評価です。

☆5つ=各御家庭に1匹の常備品
☆4つ=まあまあオススメ
☆3つ=余裕があればゲット
☆2つ=他の事にお金を遣って下さい

☆1つ=持っていないので評価出来ません

ゴジラ ムービーモンスターシリーズ ゴジラ2016


★★★★★
『怪獣王シリーズゴジラ2016』\4,800-
と同じく雛型のソフビ化と思われます。
玩具仕様で口を開け両足が揃っています。
尻尾の、身体から最初の接着部分より先っぽ側が2節程カットされていると見受けられますが、それより先は写真だけでは検証が難しいです。
素材の性質によるものか、原因不明ですが、雛型よりも尻尾のアールが若干緩い。

対象年齢が低設定の玩具であるが故、雛型と同等の超ハードさは望めませんが、
サイズに見合っただけ、若しくはそれ以上とも思える体表表現はしっかり残っていて、
その適度な凹凸感とどこから眺めても均整が取れている全体のプロポーションの良さが相俟って、美麗でさえあります。

5列背鰭の再現、
持った時の重量感、
下半身の肉厚感、
肌のすべすべ感、
艶消しの成形色、
全てよろしいです。

老若男女を通じて楽しめる公俗良序に反しない適度なハードさを身にまとったその静かなるたたずまいは、東宝の化身と言っても過言ではありません。

唯一の弱点は塗装と言えそうですが、これ以上の手間をかけると生産数が減っていたと思われますので私的にはこれで良しです。

ゴジラ ムービーモンスターシリーズ ミレニアムゴジラ


★★★★
ゴジラ50周年メモリアルBOXを持っている人は
☆2または3つ

東宝怪獣シリーズ版しか持っていない人(私です)は
☆4つ

ミレゴジソフビを持っていない人は
☆5つ

1999年10月、中途半端な17cmサイズで発売された
『東宝怪獣シリーズ G-16 ゴジラ2000』
の15cmスタンダードサイズへの縮小版で、
2005年1月発売の
ゴジラ50周年メモリアルBOX
に既にセットされているミレゴジの再版品。

東宝怪獣シリーズ(それしか持ってないので)との比較
虹彩:赤→茶
口中:舌のみ赤→全体が赤茶
背鰭:尻尾の先端まで吹き付け→尻尾の途中まで吹き付けだがメタリックが強く鮮やか
胸:特になし→うっすらと緑系のスプレー
成形色:濃い緑系→濃い紺系

結論を言うと、東宝版よりいいです。
縮小版は先端を丸く修正されるのが多数でしたが、
縮小幅が小さいのと、
素材が軟らかくなったのが幸いしてか、
今回は完全無修正ノーカット版でのお届けとなっております。

前述通り塗装もよくなり、小さくなってギュッと引き締まりシャープさを増した感じです。

ゴジラ ムービーモンスターシリーズ メカゴジラ2004


★★★
ムービーモンスターシリーズ-STANDARD-版を持っている人(私です)、
既に何らかのお気に入り機龍を持っている人は
☆2つ

好奇心旺盛な人は
☆3つ

機龍が欲しいけど安く上げたい人は
☆4つ


店頭で見かけた時にすぐ、
2005年7月下旬発売
『ムービーモンスターシリーズ-STANDARD- メカゴジラ2004』
\700-
の再版という事はわかりましたが、何か雰囲気が違う感じ。
検証する為だけに買いました。

スパイラルクロウ→普通の右手。
安全上の理由か?

全身の銀色が明るくなり、プラカラーでいう所のアルミっぽい色。
ジョイント部分のガンメタが薄くなり、胸の両サイド・バックユニット噴射口・膝裏・足首の後ろが塗装されていない。
03機龍は前作よりシャドウが効いている筈なのに、より一層明るくなってしまっている。

右手の赤ラインが塗装されていない。

\700-→\1,600-

MMSS版は2005年同時に発売された12体の中で最良のアイテムでしたが、
今回は残念ながら、その劣化版と言わざるを得ないです。

ゴジラ 怪獣王シリーズ ゴジラ FINAL WARS


★★★
管理人の手持ちソフビ史上、最も世話の焼ける一品。

2007年にUSAバンダイが製造した物の再版品らしいです。

まず、梱包から開放すると左足が不自然に曲がって足の甲が潰れていたのでドライヤーで修正。

上半身と下半身のスケールが違くて気持ち悪いので、足が大きく見える様に両足をガバッと開いたら大分緩和されました。
この上半身ではもう少し背が高くないと辻褄が合わない。

今一度脛を見ると、どちらの足が前にくるのかよく判らない造形をしている。
パッケージ裏のメカゴジラの写真とシンゴジラ雛型に倣って、細い方の左足を前に出す事にします。

全体的にきっちりはっきりとした輪郭とモールドで、何処かを流す気が感じられない馬鹿正直な造形は好感が持てますが、
前述の様に全体の均整がとれていません。

部分部分はカッコイイです。
背鰭が大きく、ガッと開いた手の爪もいい感じ。

その他には、その両手両足の爪の全て、背鰭の生え際にダークブラウンのボカシ塗装が施されていて、背鰭の皮膚の部分がそれで再現されています。
従来品の爪・背鰭はほぼ単色スプレーなので新鮮に感じます。

ゴジラ ムービーモンスターシリーズ ゴジラ2016(第二形態)


★★★★
2016年8月上旬発売/メーカー希望小売価格\1,600-

MMSゴジラ2016をもう一匹欲しくて時間があり次第駆けずり回っていましたが成果無しで、
全く予想に反してこちらが2匹見つかりました。
無論、2匹共即買いです。

1匹目、9月17日/\1,728-
2匹目、なんと10月11日/\1,382-

9月中旬過ぎの店頭廻りで2匹ゲットは奇跡的と言えそうですが、
2匹共、左目の黒目部分の塗装が少し剥がれているという有難くない奇跡も起きました。
( ´・ω・` )

私の記憶では劇中ではもっと頭がでかく、生臭さが漂って来そうな気持ち悪さがあったかと思いましたが、このソフビは可愛らしい印象であります。
真夏の発売とあって気温で素材が軟らかくなり、尻尾の太い所がプニプニしていた事も可愛らしさを助長しておりました。

☆5つに届かなかったのは、
まず、私の感覚では最初の希望小売価格が高い。
更に輪をかけてリンク先の相場が高騰。

後は前述の様に、気になるレベルの個体差が発生している模様。

色んな意味で目玉商品と言えます。

ゴジラ 怪獣王シリーズ ゴジラ2016


★★★★★
バンダイ製ゴジラソフビ史上最高傑作品。
肉厚で多分相当頑丈。
重量感、肌のすべすべ感。
既発売のソフビ達を過去へと蹴散らす
最新鋭・最強・最凶の一品。

…という私の入手初期の印象で間違いありません。
物凄いソフビです。

…が、MMS版共々劇中の印象と異なる前傾姿勢が気になっていて、
雑誌見てたら、雛型の縮小コピーという事に気付きました。
雛型の約1/2スケールです。
MMSが約1/3。

…で、私的には、
劇中プロップに準ずる物が原型の物と、
おもちゃ用に原型がおこされた物、
を同列に批評してよろしいものか、
という疑問が生じて来てしまい、これを書いてる時点でまだ完全に消化しきれておりません。


弱点は尻尾であります。
横から見るとかなり急角度で跳ね上がっており、MMSと較べると明らかに短い。

一見切断して接合しただけという印象を受けますが、
真ん中のパーツでMMSと、トゲとモールドが合致していない部分があり、一手間かかった改修が施されております。

何故そこまでして尻尾を真っ直ぐにせざるを得なかったか疑問ではあります。




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