ホイッスル!
□ポッキーの日
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ー都内某所。周りに人はいませんー
藤「あーっ、風祭。こっちこっち」
将「ごめんね、みんな遅れちゃって」
ここには選抜メンバーが平日にもかかわらず集まっている。表向きは交流を深めるため、本当は
(将に会いたい)
とまあわかりやすい理由でもとは藤代が言い出したことにみんながのっただけなのだが、それがわからない鈍感な将はやっと結束力がついてきたと思っていた
藤「なぁ将、今日何の日か知ってる?」
将「天城の誕生日?」
水「そうなんだ」
将「あれ?違うの?なんか他にあったっけ」
郭「さあ、俺は知らないけどなんかあったっけ」
真「俺も思いつかない、結人知ってるか?」
若「藤代がいうことだから…あーっわかった」
鳴「何の日なんだよ」
若「今日11月11日だよなポッキー・プリッツの日だろ?」
藤「ピンポーンで買ってきたんだな色々なポッキーとプリッツ」
渋「前にくらべてだいぶ種類が増えたな」
藤「キャプテンいつのこといってるんすか…」
渋沢は本当に中学生なのでしょうか
藤「将ぉ、一緒にたべようぜ」
将「いいの?」
藤「もちろん、じゃあそっちくわえて、俺はこっちを…」
ーがんっどかっごんっぼこっー
渋「すまないな、風祭。藤代が変なことをいって、さっ気にせず食べてくれ」
将「でも…藤代君大丈夫ですか?」
翼「こんなバカほっとけばいいよ」
将「はぁ…」
この時他のメンバー
(藤代たまにはいいこと言うじゃん(じゃないか))
郭「一馬何考えてるの?顔まっかだよ」
真「なっ//なんも考えてねぇよっ!」
若「嘘なのバレバレだってそれより将、俺とゲームしようぜ」
翼「あんたがなんで将を呼び捨てにしてるんだよ」
若「この間名前で読んでいいか聞いたらいいっていったもんな?」
将「うん」
若「で、それよりやる?ゲーム」
将「いいけどどんなゲームなの?」
若「ポッキーかプリッツの端っこをくわえて、両端から食べてく、で、折れたら負け。最後までいったら勝ちってゲーム」
将「えっ、ちょっと待って、それって最後までいっちゃったら、キ…キスするってこと?」
若「まあそうなるな。なぁやろ?」
鳴「ふざけんな、何でおまえとちびすけがやるんだよ!こんなヤツやめて俺とやろうぜ」
翼「はぁ?なんでお前みたいなヤツと将がするんだよ、将は俺とのほうがいいにきまってるだろ、なぁ?」