ホイッスル!
□未完
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よく似た顔…
だと僕はおもう
性格は……
正反対のようで
実は結構似てる
彼+彼×僕?
最近やっと
郭君と仲良くなって
お話したり
たまに遊んだり
練習に付き合ってもらったり
なにかと接点が増えて
とても嬉しい
そんなとき
久しぶりにお休みが重なり今日は郭君のお家へ
『遊びにこない?』
とお誘いをうけた
とっても嬉しかった
もっと彼のことを知ることができる
もっと仲良くなれるんだって
で、
その時確かに
『2人で遊ばない?』
と言われたはず…
そして確かに若菜くんも真田くんもいないんだけど
僕を郭くんの家に招き入れたのは
郭くんではなくて
えっと……
たしかソウル選抜にいた
郭くんの従兄弟の
李潤慶くん
に
ハグで出迎えられてしまいました
「将〜!久しぶり!僕のこと覚えてる?」
「えっと、ソウル選抜の李くんだよね」
「覚えててくれたんだ!」
ここでさらにギュッ
ちょっと失礼だけど
大型犬に懐かれてるみたいなかんじ?
だと思ってしまった
「あんなに凄い選手、簡単に忘れないよ?」
そういう僕に李くんは
(そう意味じゃないんだけど…)
とぼそっとつげた
????
「ユン、いい加減離れな」
僕が今だに玄関で李くんに抱き締められているところを
ぐぃっ
と引き離したのは
凄く不機嫌な顔の郭くんだった
「郭くん!」
「いらっしゃい、将」
「あっ…お邪魔します」
ちょっと拗ねているような李くんと
普段あまり見れない機嫌のよさそうな笑顔を浮かべた郭くん
うん、
やっぱりにてる
.