感夢室
□Hyde out 続編
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あれから一ヵ月後…私は彼との約束の場所に来ていた。
少し早く着いてしまったので入り口近くにあるカウンターに腰を下ろす。
軽めのカクテルを頼む。
そしてこの一ヶ月、この日を待ち望んでいた事に苦笑する。
彼の出で立ちを思い浮かべる。
長身でスラッとした身体つき。なのに、力強く私を持ち上げた体力。
何か闇を抱えているように感じた青い瞳。
優しく包む唇。
そして低く心地よい話し方。
男なのに綺麗という言葉がとても良く似合っていた…
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