感夢室
□I二回戦
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「さぁて。」
そう言って、悪戯に笑う楽斗が少し怖い。
今まで経験してきた人と比べるのは良くないことだけど、どうしても比べてしまう。
この人はタフだと。
ワインのせいで酔いが回った私は、身体が重くて言う事を聞いてくれない。
でもそれが心地よい。楽斗に身を任せておけばいいという安心感が心地よい。
「もうこれだけ長い時間抱き合ってるんだから、何をしようとどれだけ掛ろうと構わないもんっ。」
「何をしても?」
「うっ…うん」
「これだけでも?」
「くっ…あっ…」
あれだけ指じゃイヤだと言ったのに、また指が蜜壺へと進入してきた。
二本の指はバラバラに動いたり、肉壁をこすったり、突いたりしてくる。
「じゃあ、今日はコレでおわりにしよっか」
「あんっ…ヤダ!指だけじゃ…んっ…ヤダって言ってるでしょー」