感夢室

□I二回戦
1ページ/4ページ

「さぁて。」

そう言って、悪戯に笑う楽斗が少し怖い。

今まで経験してきた人と比べるのは良くないことだけど、どうしても比べてしまう。

この人はタフだと。

ワインのせいで酔いが回った私は、身体が重くて言う事を聞いてくれない。

でもそれが心地よい。楽斗に身を任せておけばいいという安心感が心地よい。

「もうこれだけ長い時間抱き合ってるんだから、何をしようとどれだけ掛ろうと構わないもんっ。」

「何をしても?」

「うっ…うん」

「これだけでも?」

「くっ…あっ…」

あれだけ指じゃイヤだと言ったのに、また指が蜜壺へと進入してきた。

二本の指はバラバラに動いたり、肉壁をこすったり、突いたりしてくる。

「じゃあ、今日はコレでおわりにしよっか」

「あんっ…ヤダ!指だけじゃ…んっ…ヤダって言ってるでしょー」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ