詩
□独り占め
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伝えたい言葉は沢山ある。
話したい事も沢山ある。
君の…心、体、声、思い…全部手に入れたい訳じゃない…
でも…全部自分の物にしないと…離れて行きそうで…怖い。
偽りの「好き」は一度も無い。
偽りの「キス」だって一度も無い。
何度繰り返しても飽きない…むしろ自分自身が欲している…
いつだって明るくて…
いつも笑顔で…
たまに拗ねたりするのも君の魅力…
でも、それを俺の前だけでして欲しい……と言うのは勝手だと分かっている、我が儘だって…無理だって分かっている。
でも君は優しいから…俺は卑屈だから…
嫉妬してしまう…
もちろん、俺が悪い事も分かっている。
でも、抑えきれない…
君を好きになればなるほど…その倍、不安になる。
君を疑う事だって…
君を傷つけたり…
君を泣かせる事だってあるかもしれない。
けれど…好きだから…大好きだから……不安だから……心配だから……
もう、君無しでは生きて行けなくなったから……
だから…嫌いにならないで…俺から離れて行かないで……。